新川地区高等学校教頭研修会で講演をしてきました。
演題は
「SOSの出し方教育について-事例検討会から支援方法を探る-」
SOSの出し方教育を実施する前に、SOSの受け方研修会が教職員に必要だという話題から、子どものこころの理解の仕方、かかわりかたのポイントについてお話をしました。
それを踏まえて、創作事例を用いてグループごとに管理職としてどのような支援をすることができそうかということについて考え、それぞれの考えを発表し合いました。
それぞれの教頭先生や学校によってかかわり方や用いる資源はそれぞれあり、考え方のアップデートに繋がったようでした。
以下、感想の一部を紹介します。
・SOSの出し方教育を実施している学校が非常に少ないことに驚いた。
・児童生徒の自殺者数が高止まりしていることもあり、学校においてSOSに関する授業や講演を行うことは最も優先するべきことだと感じた。
・教員の声掛けの仕方次第で意図しない方向に生徒の心情が変わっていくこともあるということを模擬事例検討会を通して気づかされた。
・校内において、先生方がどのように声をかけるかについて研修を通してアップデートしていく必要性を強く感じた。
*写真と記事の掲載は主催者の許可を得ています。
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