東京都教職員組合主催の連続基礎講座の講師としてお声をかけていただきました。
エデュカス東京を会場にして対面とオンラインのハイブリット式の会でした。
演題を
「臨床心理士と考えるこころのこと」として子どもや保護者への心理支援について話しました。
SOSの出し方教育の話題から、心理支援における沈黙や助言の在り方について参加者の先生方と一緒にグループワークを中心にして考えました。
講演後のフリートークでは、記録の書き方、SCに繋ぐときの工夫、学校で子どもを観察する視点等についてお話しました。関東の先生方と充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
以下、感想の一部を紹介します。
・現代社会は社会そのものが「沈黙」に弱いと思った。
・相手を理解したつもりにならず、興味を抱き続け相手のことを知りながら接していきたい。
・心理の考え方も教師の(古臭い)考え方も分かる中で、お互いに折り合いをつけるのが一番理想ではあるものの、どうしても、学校側の意見(管理職の考え)がその場では主流になってしまうことがある。
・教員と心理士は視点が全然違うことがよく分かった。子どもに対応する自分の心にも留意するということがすごく新鮮だった。
*記事の掲載は主催者の許可を得ています。
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